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初任の洗礼 大荒れの中学校⓶

いわゆる荒れている生徒の対応も
初めてだったので
言われるがままだったように思います。

金八先生やごくせんのように
情熱で何とかなる!
と思い込んでいた私は

深夜の職員会議で散々話合った結果の
「卒業まで待ちましょう・・」
という言葉で、頭が真っ白に・・

我慢するの?
対応は?
殴られたらどうしたらいいの?

ふと横にいた同僚を見ると
やはりびっくりしたような表情を
していました。

帰り際、その同僚は
「二度と先生なんかやらない・・」と
言っていました。

今思えば、
他の先生方もいっぱいいっぱいだったのかも
しれません。

次の日から・・
私は、逆に吹っ切れたような
もう好きにやってやる!という
半ばやけくそのような感じでした。

学級崩壊しながらも
きちんと授業を聞いてくれている
生徒達だけは、大事にしなくてはと
授業にも力をいれました。

入試が近づくにつれて
あれだけ悪さをしていた子達も
机に教科書を出すまでに・・

たったそれだけのことで
少し感動したのを覚えています。

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